令和2年4月11日より6月27日の全10回の日程で令和2年度第1期やわら体操が開催されました。
今年度はコロナウイルス感染防止の為、10回中8回が中止となり実施が2回となり武蔵野市健康課の担当者と協議を重ね、自粛期間中への参加申込者の方への対応として、やわら体操DVDや自宅運動プログラム冊子を作成し参加者への配布を行い自宅での運動を啓発し、6月20日、27日の事業再開の際にDVD・自宅運動プログラム冊子の正しい運動方法を中心に指導を行いました。
実際の開催に際しては感染防止対策の検温・手指消毒と参加者の方を4グループに分け・指導員の人数も限定し会場内の人数の制限を設け周囲との間隔の確保を徹底し開催をすることが出来ました。参加された方々より再開を「心待ちにしていた。」「皆で一緒に体操できることが何よりもうれしい。」「自粛期間中のDVDや体操の冊子の存在がありがたかった。」などの数多くの感謝の言葉をいただきました。
また参加者の方々の自粛期間中の体調の変化や自宅等での運動状況などのアンケートも実施し、高齢者の現状把握に努めました。
自粛期間中においては、運動量の低下により体重増加・筋力低下・持病の悪化などの問題も露呈しました。「自宅で、一人で体操や運動を取り組む事の難しさ」や「体操や運動を行っている方でも運動効果が得られない」ケースも見られ今後どのように指導していくかの検討が必要であると考えます。
今回のコロナウイルス感染症に限らず、非日常時での介護予防事業の在り方について検討・検証を重ね、有事の際に地域社会に必要とされる柔道整復師となれるように取り組んで行きたいと思います。
Comentarios