吉祥寺北町の地域住民と吉祥寺ナーシングホームの職員が運営している「北町サロン」で6月17日より再開に向けての打ち合わせを重ね7月27日より再開されました。
昨年度の3月後半より活動自粛となり4月からの開催は中止の決定された為、自粛期間中には、参加者自身が自宅で運動を出来るように自宅運動プログラム冊子の作成し参加者の方々への配布を依頼し対応しました。
北町サロンは登録者が約40名のいきいきサロンとしては参加者の多いサロンの為に再開に向けての課題が多くあり、感染防止対策と開催に向けての役割の確認など複数回にわたり打ち合わせをしてきました。以前は1回で約30名~35名程度の参加で開催していましたが、感染防止対策の為に会場の広さを考え1回あたり18名程度の人数に振り分け2グループの2部制に変更し間隔の確保を行い、検温・手指消毒を徹底しながらの開催となりました。参加者の方々には自宅での検温・血圧・当日の体調を事前に配布した用紙に記入し受付時に提出するように協力いただきました。
当日の参加者数は1グループ14名・2グループ14名の合計28名の参加がありました。約4か月半のブランクがあり、参加者の方の体力低下が否めませんでしたが、体操を行う意欲や再開に対する期待感が強くいきいきとした表情で参加していただけた印象を受けました。
参加者の方々の声を聴き「一人で運動する意欲がでない。」「運動方法を忘れてしまった。」など個人的に運動を行う事の難しさを痛感し、「お友達と顔を会わせられる機会がうれしい。」「みんなで運動をするのが楽しい。」「毎週の集まりが無くなってとても寂しかった。」など集団で行う介護予防事業の必要性を改めて感じました。
今後の介護予防事業の在り方については、社会的な流れや状況にあった開催方法の工夫が必要であると感じます。
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