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2021 三鷹市総合防災訓練

 2021年10月17日(日)に三鷹第3小学校及び三鷹第4中学校にて三鷹市総合防災訓練が開催されました。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止でしたが、今年はコロナ対策として規模を縮小の上、消毒等の徹底、人数制限を設け授業の一環として開催いたしました。

 


 災害時医療救護所を5師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会・助産師会・柔道整復師会)の一員として訓練の中で、救護所設営及び市民への周知を促します。例年ですと当会からはほぼ全員が参加し他師会との連携や実際のシミュレーションを確認しておりますが、今年は各師会より3名までの参加と、我々に対しても人数制限を行う徹底ぶりで蔓延防止に備えました。

 我々医療救護班は小学6年生の授業の中で三鷹市の用意したパワーポイントを用いてトリアージや災害時の医療拠点病院の説明、連携する医療救護所と避難所の違いなどを医師が説明したのち、割り振られた時間内で柔道整復師会の役割について説明しました。

 


 当会からは村本会員、廣瀬会員、山田会員の3名が出席し、廣瀬会員が登壇し子供たちに講義を行いました。決められた時間内でしたが、非常時の落ち着いた行動の仕方はもちろん、接(整)骨院の開業資格になぜ「柔道」と明記されているのか、また、災害時になぜ我々が必要とされているのかを、柔道の試合中に起こりうる骨折、脱臼、捻挫などの応急処置の話を交え、時折笑いの要素を取り入れ解りやすく説明しました。その後、質疑応答で2コマの講義を終え、無事に訓練終了いたしました。

 今回はパワーポイントの導入や感染症対策など今までにない試みがあり、準備に戸惑ったことも確かですが、災害は予測できず、イレギュラーに起こりますので、情勢にあった新しい取り組みに対応できるよう、普段から災害時の想定をシミュレーションしておくことと柔軟かつニーズに合った行動がとれるよう考えておきたいものです。

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