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調布地区柔ちゃん体操

                                         広報通信担当員 渡邉 政知

介護予防事業柔ちゃん体操見学

 令和2年11月29日日曜日午前9時より調布市こころの健康支援センター2階「こかげ」にて柔ちゃん体操が開催され、三鷹地区より柴田和幸地区長と武蔵野地区より渡邉政知が見学をさせていただきました。

 調布地区会員5名が指導員として参加、参加者14名を対象に介護予防の体操を指導しました。コロナ感染症対策でマスク着用・ソーシャルディスタンスの確保・受付時の検温・血圧測定・手指消毒・備品の消毒を徹底し開催しておりました。



 体操は主に椅子に座った準備体操、ストレッチを行い、立ち上がって椅子につかまりながらの運動でバランス感覚を養い、次第に椅子から手を放し体操を行い立ち上がっての動作を順に行えるようにプログラムされていると感じました。運動強度を徐々に上げていき、セラバンド・ボールを用いた筋力強化のトレーニングを行い生活動作の向上への道筋を立てての運動・体操指導を行っておりました。体操の中には、呼吸法を取り入れた空手の型を用いた体操や音楽に沿って体を動かすリズム体操など独自の運動指導をされていて、参加者の方々も戸惑いながらも楽しんで体を動かしている姿が印象的でした。




 

今回、柔ちゃん体操を見学させていただき、指導員の先生方の指導に対する思いを感じることが出来とても勉強になりました。

 

 これまで介護予防事業での柔道整復師は運動器の機能向上が主な役割だと考えられてきました。しかし介護予防の概念には運動器だけの問題ではなく、認知機能・社会性など様々な要因が含まれている事がわかっております。我々柔道整復師が運動器の体操だけをフォーカスして指導を行う事は、現在の介護予防事業では十分な介護予防にはなりえない為、運動・体操の指導の中にも認知機能向上や社会的役割を取り入れた指導が必要であると考えます。

 指導員の方々との意見交換では、現在の介護予防事業の課題や今後の指導方法をどのように組み立て参加者の方々伝えていくかなど、未来を見据えた建設的な意見交換が出来ました。このような情報交換をこれからも重ねながら、各地区の柔道整復師が地域に根付いた必要とされる介護予防事業に関われるよう努力して取り組んで行きたいと思います。

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