7月25日土曜日午後3時より武蔵野市防災課主導で保険センター地下倉庫にて緊急医療救護所のおける資器材の入れ替えに伴う備品のセット内容の選定と確認を行った。
医師会・歯科医師会・薬剤師会・助産師会・4師会の防災担当理事と当会から渡邉政知副支部長と武蔵野地区の白鳥会員が参加した。
当会は、初動時に拠点病院に持参する応急処置キットと緑エリア・黄エリアの2エリアにおいて柔道整復師会専用キット・バックアップ用の資器材の選定を行いました。
当会会員は、武蔵野市より提供されている災害時応急処置キットを拠点病院へ参集する際に持参する事とし会員への資器材の調整を進めております。
緊急医療救護所における活動は設営から処置・ロジスティクス(記録・通信等)・搬送など多岐にわたり毎年訓練をしていても少なからず混乱が予想されます。資器材保管場所の管理体制や保管場所からの移動など細かいところまでの設定が拠点病院ごとに違う為、発災時に資機材が扱える状況になるまでの目途が立ちにくい為に、参集時に資器材を持参することにより軽傷処置においては対応が可能と考えます。
柔道整復師が災害時医療に対応するためには、医療連携訓練だけではなく、災害時医療に関わる活動において、どのような運用方法が現実的かを考慮し活動に臨むことが重要であると考えます。今回の緊急医療救護所での資器材選定に関しては、より現実的に必要な資器材を考えることが出来た良い機会となりました。今年度の災害時防災活動の多くが中止になる中で、コロナウイルス感染症対策も含め災害時医療に対して課題を見つめなおす機会にしていきたいと思います。
武蔵野地区 渡邉 政知
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